日々忙しなく過ぎてゆくけれど、吹く風は新しいものになっている。
優しく寛大な、新しい風だ。
これまでの常識が崩れて、みんなが自由に生きて良い時代が来ている。
ご主人も新しく動き出した。おばあちゃんがこれまで通っていたデイケアを辞めて、「もし自分がここに居たら幸せだろうか?」って感覚を大事に新しいデイケアを探そうとしている。
ピッタリくる場所が無ければ自分でおばあちゃんが幸せな居場所を作る、と疑いもなく思っているのがご主人らしい。
頼ってほしいと思う。吾輩にも姪っ子にも、みんなに。
みんなで幸せになっていこう。
視線の先でおばあちゃんはYouTubeのエイサーに夢中だ。