我輩はタイガである

ウサギ目線で観る、ご主人の介護奮闘記

おばあちゃんご乱心

ご主人が疲れている。

ああ、昨夜はおばあちゃんが荒れてたんだな〜と察した。

 

ヒトはどうしてボケてしまうんだろう。

それも毎日じゃなくて、若い頃と変わらず調子良い時と、手を付けられないほど暴虐無人な時と行ったり来たりだ。

また、ヒトによっては年齢を重ねても全くボケない例もあるらしい。

その違いはいったい何なんだろう。

我輩にとっても謎である。

 

今は静かにスヤスヤと眠ってるおばあちゃんの寝顔を見ながらご主人が言った。

「今回は用事も有る中おばあちゃんがわがまま言うから自分もイライラしてた。

明日は大きい用事も無いから、なるべく気持ちの余裕を持っておばあちゃんを見ようと思う」

改めて、ご主人はすごいと思った。

 

写真は大口を開けて眠るおばあちゃん。

と草むしり中の我輩。

たぶん、おばあちゃんと我輩が一番平和だ。

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